オーディオのトレンド「ハイレゾ」の定義と特徴

こんにちは、株式会社MEMOテクノスです。

いまオーディオ業界でよく耳にするキーワードが「ハイレゾ」です。

【ハイレゾ(ハイレゾリューション)とは?】
ハイレゾはもともとパソコン画像の高解像度を指す言葉でしたが、それが転じてオーディオで高音質を表現するようになりました。従来のCDと比べると、音の情報量が格段に多いのが特徴です。192kHz/24bitの場合にCDの約6倍以上に及びます。

ハイレゾ

画にするとこんなイメージです。

写真に例えて、ハイレゾの方が画素数が多いと考えるとイメージしやすいと思います。

一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)では、ハイレゾを以下のように定義づけしています。

48kHz/24bit →(CD スペック同等/CD スペック超)→ ハイレゾオーディオ
96kHz/16bit →(CD スペック超/CD スペック同等)→ ハイレゾオーディオ
96kHz/24bit →(CD スペック超/CD スペック超) → ハイレゾオーディオ
48kHz/16bit →(CD スペック同等/CD スペック同等)→ 非該当
96kHz/12bit →(CD スペック超/CD スペック未満)→ 非該当
32kHz/24bit →(CD スペック未満/CD スペック超)→ 非該当

また、オーディオに興味を持っている方は、「CDよりも音質が良い」と聞いて、SACDやDVD-Audioというメディアを連想するかもしれません。

SACDやDVD-Audioは、現在のハイレゾと同レベルの高音質がウリでしたが、再生にユニバーサルプレイヤーが必要なことや、ソフトの種類が少なかったこと、同時期にiPodが発売されたこと、などの複数の要因が重なって一般にはほとんど普及しませんでした。

ハイレゾが過去の高音質メディアと最も異なる点は、スマートフォンやパソコンに電子データをダウンロードできることです。

スマートフォンが広く普及した現在、音楽をダウンロードで購入することは当たり前となりました。

こういった背景を追い風にして、今後ハイレゾがどれだけ市場を拡大できるかにオーディオ業界は注目しています。

広く普及するかどうかは、ハイレゾ音源でどれだけたくさんの楽曲が提供されてるかが鍵になりそうです。

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