100万円・5万円のアンプを聴きくらべ 入社1ヶ月の営業担当が本音で語る

こんにちは、株式会社MEMOテクノスの清水です。

私が音響メーカーのMEMOテクノスで働きはじめてから、約1ヶ月が経過しました。

大学時代にはじめてオーディオ機器を購入してから、これまで20年以上趣味で音楽を鑑賞してきましたが、高価な機材を買い揃えてきた訳ではありません。

現在使用している機材は、プレーヤーやアンプ、スピーカーのいずれもエントリークラスのモデルでこそないものの、ハイエンドのオーディオ機器とは程遠い価格です。

そんなオーディオマニアではない私が、現在100万円もするハイエンド真空管アンプの営業担当をしているのですから、人生何が起こるか本当に分かりません。

オーディオショップや家電量販店での試聴は、自分にとって意外とハードルが高く、これまでハイエンドのオーディオ機器の音を体験する機会はほとんどありませんでした。

ですから、まずは彩-AYA-の音をひたすら聴くことから始めました。

何度も聴いているうちに、普段私が自宅で聴いている音との決定的な違いに気付きました。

本日のブログでは、100万円と5万円のアンプの違いについて、聴きくらべを行った結果をいちライトユーザーとしての視点からレポートしたいと思います。

今回は社内にある下記の2種類のアンプを聴きくらべました。

・PMA-390RE(DENON/52,000円)
・彩-AYA-(MEMOテクノス/1,000,000円)

なお、使用したプレーヤーとスピーカーは下記の通りです。
・CDプレーヤー PD-H380(TEAC)
・スピーカー CM1(B&W)

彩と比較したPMA-390REは、価格比較サイトでも高い評価を得ているコストパフォーマンスに優れたプリメインアンプです。

PMA-390RE(DENON)

単純に価格だけで比較すると両者の差は約20倍もあります。

実は私はPMA-390RE(黒)を持っています。

自宅で使用しているスピーカーのZENSOR5(DALI)を購入する際に、販売員の方に薦められて一緒に買い求めました。

音質が大変気に入って長く愛用しているため、個人的にも思い入れがある機種です。

それでは、両者のアンプの違いについて私見を書かせていただきます。

真空管と半導体という大きな違いはあるものの、どちらも大変良質な音を聴かせてくれるアンプです。

音質は彩に軍配を上げますが、正直な話価格のように20倍もの差は感じませんでした。

しかしながら、彩の音を聴くことで、これまで満足してきたPMA-390REの音が物足りなくなってきたのは事実です。

どちらのアンプも音を「面」で捉えると、極端な差は感じません。

もちろん、それぞれ音の解像度の細かさや、音が硬い・柔らかいに違いはあります。

一方、「奥行き」で捉えると、両者に大きな差があると思います。

つまり、音の「体積」が全く異なるのです。

PMA-390REが岸に打ち寄せる通常の波とするならば、彩は津波のイメージです。

その体積の中にさまざまな音の情報が詰まっており、それによって激しく感情が揺さぶられます。

【まとめ】
100万円と5万円のアンプは、表面的には価格差ほど音質の差はない。
しかしながら、音の体積に注目すると、両者に大きな差が感じられた。
音のエネルギー(音量ではない)が大きいほうが、より大きな感動を得られる。

音に限ったことではありませんが、一度最上級のものやサービスを味わってしまうと、普通では満足できなくなってしまうのかもしれません。

そういえば、以前とある中小企業の社長様が運転する高級車に同乗した際、未知の加速を体験して驚いた経験があります。

インターネットが普及した現在、文字や動画だけである程度のことは知ることができます。

とは言え、その真価を知るためには体験以外の方法はないとあらためて感じました。